世田谷区在住のロコ、aynさん

ドイツでのワーキングホリデーについて

  • ワーキングホリデー

aynさん

現在、日本で正社員をしていて、来年ドイツにワーキングホリデーに行く予定です。
ワーキングホリデー中も現在勤めている会社から仕事をもらう予定なのですが、雇用形態は、
①現在の会社にアルバイトかパートタイマーとして雇用される
②現在の会社は退職し、業務委託という形で仕事をうける
のどちらかになる予定です。

そこで質問ですが、
・そもそも、①、②両方とも可能なのでしょうか?
※ドイツはフリーランスビザもあるので、ワーキングホリデーで業務委託を受けてしまうとのちのちトラブルになったりしないのでしょうか…?
・②の場合、所得税は日本とドイツどちらに収めるべきでしょうか?
が知りたいです。

知見がある方、ワーキングホリデー中に日本の企業の仕事をしていた方がいらっしゃったら教えていただきたいです。
身近にドイツにワーキングホリデーにいった人がいないので、どんな情報でもありがたいです。

2022年12月2日 0時56分

e0817334さんの回答

ケルン在住のロコ、e0817334さん

ayn様
在独10年のHiroです。
ご質問の件ですが、私も初めの1年間ドイツにワーホリビザにて滞在していた個人的な経験の範疇になってしまうのですが、ご回答させていただきます。

当方は、日本での住民登録、年金、その他を含め、仕事も辞め、日本でのステータスは何も無い状態でドイツに来ましたので、質問主様と事情が少し違いますが、基本的にはワーキングホリデービザによる在独期間内は、所得上限無く、ドイツにて収入を得ることが可能です。また雇用主の縛りもありませんので、フリーランサーとしてドイツにいながら、日本企業への勤労もルール上問題はありません。
所得税ですが、ドイツでは、非課税になる収入上限がいわゆるMinijobベースという月額450ユーロに設定されており、それを上回る労働に関しては、課税が発生します。フリーランサーであろうと、ワーホリビザで滞在中であろうと、所得税のルールは基本は変わりません(フリーランサーとして年に一度確定申告をドイツで行う場合、非課税上限額に例外あり)。

ワーホリビザによるドイツ滞在は、そのビザの申請からビザの有効期限が切れるまで、基本的には外人局等による口座残高の確認も行われません。ワーホリによる滞在では従って、お金を稼ぐ稼がないは自由になりますし、金銭面でギリギリだったとしても、それを理由に日本に強制的に帰らされることもありません。

ワーホリビザでの滞在に関する問題は従って、質問主様も仰る通り、所得税をどこに収めるか、という事になると思います。
現状、ドイツで新たに雇用される予定が無いのでありましたら、ドイツで所得税を収める必要は無いのかなと思います。ただ引き続き日本で給与を貰い、納税する場合、日本での正式な居住は残しておく必要があるかと思います。

フリーランスビザを獲得するための条件は当方は把握できておりませんが、ドイツに初めて滞在する人が申請できる基本的なビザではありません。ワーホリビザが終われば、学生ビザ、就労ビザ、配偶者ビザのいずれかにだいたい分かれていきます(どれも口座残高の証明やドイツ国内での労働契約などの提示が必要です)。

余談ですが、日独間で送金のやり取りなどが発生してくると思いますが、住む場所が決まりましたら、ドイツ国内で住民届(Anmeldung)を提出し、銀行口座を作る事をおすすめします。
オンライン型の送金サービス(Wiseなど)手数料も安くとても便利で私も使っていますが、金銭の受け渡し先にドイツの口座が必要です。
ドイツ国内での口座無しで頑張る場合は、日本の銀行口座のキャッシュ機能等を使うことになりますが、現金を引き降ろすATMはたくさんあります。

2022年12月2日 1時37分

この回答への評価

世田谷区在住のロコ、aynさん
★★★★★

Hiro様
ご丁寧にご回答ありがとうございます。

雇用形態よりも日本の居住の有無が問題なのですね、、、
盲点でした。ご指摘ありがとうございます。

また、送金サービスについてもご紹介ありがとうございます!
わからないことが多いので大変助かります

2022年12月4日 16時49分

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