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モスクワの旅行ガイド情報

ロシアのコンセント形状は何タイプ?充電方法や充電スポット、コンセントを使う時の注意点

ロシアへ滞在する際に日本の電源プラグがついた充電器やドライヤーを使いたい場合、コンセントの形状が重要になります。

ロシアのコンセントはCタイプなので日本のAタイプのコンセントでははまりません。
今回はロシアで日本の電源プラグのついた電化製品を使いたい場合にどうすべきかなどを紹介していきます。

電圧や必要な変換プラグなどを知っておくことで旅行先でも安心して過ごせますよ。

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旅行で困らないためにも知っておきたいロシアのコンセント事情


みなさん、旅行や出張で海外に行きますね。そんな時、「あれってどうなっているんだろう」と、思うことがいくつも出てくると思います。

その中の一つとして、スマホやカメラなどの電子機器の充電方法を知りたいと思ったことが一度はあると思います。

国が変われば、コンセント事情も変わってきます。

今回は、ロシアに行った際に困らないためのコンセント事情について解説していきます。

ロシアのコンセントはCタイプ!ヨーロッパ圏と同じプラグ形状

ロシアのコンセントの形状はCタイプです。ヨーロッパ圏の多くの国々と同じ形状のプラグが使われています。

プラグの形状としては、丸い棒状のものが二本ついています。

日本のコンセントはAタイプなのでプラグの形が違います。そのため、ロシアで日本の電化製品を使う場合、変換プラグが必要になります。

ロシアで日本の製品を使う際の変換プラグの使い方


説明したように、ロシアで日本製品を使うには変換プラグが必要になります。

変換プラグは、簡易タイプとマルチタイプの二種類があります。

簡易タイプはCタイプのみのプラグの形状です。そのため、そのまま日本の電化製品のプラグとコンセントの間に挿し込んで使用します。

マルチタイプは、Cタイプだけではなく、他のタイプのプラグにも形を変えられます。そのため、旅行先の国のコンセントの形状に応じて形を変えて使えます。

よく海外旅行にいく人、様々な地域に出張にいく機会がある人などにはマルチタイプの変換プラグがおすすめです。

ちなみにマルチタイプの変換プラグにはUSBポートがついているものもあります。これを使えば一度に複数の電子機器を充電できるのでおすすめです。

ロシアの電圧は220Vなので日本専用機器の使用には変圧器が必要


ロシアの電圧は220V、周波数は50Hzです。

日本の電圧は100V、周波数は50〜60Hzです。日本の電圧はロシアの半分以下のため、日本の電化製品をそのまま使用できません。

そのため、日本専用の機器は変圧器を使用して電圧を下げる必要があります。

電化製品の電圧は、充電コードのタグや電源アダプターなどの裏側に書いてあります。

ロシアに持っていく予定のある電化製品は、全て電圧を確認するようにしましょう。

変圧器の使い方

100V対応の電化製品をロシアで使用したい時は、変圧器が必要です。

使用したい電化製品のプラグを変圧器に挿します。そして、変圧器のプラグを変換プラグに挿して、コンセントに挿しこみます。

これで日本で使うのと同じように使用できます。

設定などはなく、挿すだけですぐに使えるので簡単ですね。

100-240V可能な全世界対応モデルなら変圧器不要!


日本の電化製品は、電圧が異なるため変圧器が必要と説明しました。

しかし、基本的にはスマホやタブレット、ノートパソコン、カメラなどは全世界対応になっています。

INPUT:100〜240Vと書いてあれば100〜240Vまで対応していることになり、変圧器は不要です。

最近の電動歯ブラシや電気シェーバーも240Vまで対応していることが多いです。

しかし、ヘアドライヤーやヘアアイロンなどは、100Vまでと電圧対応していないことが多いです。
そのまま使用すると故障してしまったり、火花が散ってしまう可能性があります。

変圧器を準備する、もしくは海外対応のドライヤーを購入するのもひとつの手ですね。
こだわりがないのであれば、ホテルのドライヤーを借りれば荷物を減らすこともできますよ。

変換プラグは日本出国前に用意するのが無難


変換プラグは、日本の電化製品店やオンラインショップ、DAISOでも購入できます。100円ショップとはいえ、700円で販売されていました。

海外へ行く頻度や予算などに応じて自分にあったタイプのものを選ぶようにしましょう。

また、準備し忘れた場合は空港でも購入できます。しかし割高なので、事前に購入しておくようにしましょう。

必ず必要なものになります。

購入し忘れや故障した場合は最悪現地で調達できる


出国前にあらかじめ準備しておく方がいいですが、購入し忘れた時や故障してしまった時は
現地で調達することもできます。

現地でも電化製品店やオンラインショップで購入できます。しかし、探すのに時間がかかったり受け取りまで日数がかかるためおすすめはしません。

現地で購入する必要がある場合は、ホテルの受付でどこのお店で購入できるかを聞いてみるといいですね。自分で探す手間が減り、時間を短縮できます。

またホテルに変換プラグがあり、レンタルできるかもしれません。聞いてみるのもいいでしょう。

ホテルなど滞在先以外で充電できるスポット


旅行中は観光・買い物・食事に、出張中は会社や移動などホテル以外で過ごす時間が多いと思います。

外出先でも充電できる場所がいくつかあるのでここで紹介していきます。

電車や水上バスなど公共交通機関で充電が可能な車両もある


シベリア鉄道や地下鉄などの電車、水上バスなど、公共交通機関で充電が可能な車両があります。また、充電可能なスペースがあるバス停もあります。

これらは、USB差し込み口によって充電できるところが多いため、USBケーブルを持ち歩くといいですね。

また鉄道内では人数分のコンセントがありません。長時間電車移動している場合、充電をしたいのはみんな同じです。

一人で占領できるわけではないので、使えないかもしれないと念頭に置いておくようにしましょう。

空港や一部カフェ、ファストフード店などでもできる


ロシアでは空港や一部のカフェ、ファーストフード店にもコンセントがあります。ショッピングモールのベンチにも、USBタイプの充電場所がありますよ。

ロシアによるウクライナ侵攻によってスターバックスやマクドナルドなどのチェーン店はロシアから撤退しました。
しかし、現在は新たな店舗が入って営業しているのでそこでも充電できることが多いです。

お茶や食事をしながらちょっと充電が少なくなってきたなと思ったらついでに充電するのもありですね。

一番安心なのは自分でモバイルバッテリーを持ち歩くこと!


モスクワは公共交通機関やカフェなどで充電できるところは増えてきました。

しかし、旅行中に充電できる場所に行くかわかりません。また貴重な時間を削ってわざわざいくのはもったいないですね。

そんな時に、一番安心で確実なのは、自分でモバイルバッテリーを持ち歩くことでしょう。

モバイルバッテリーがあればいつでもどこでも充電できます。旅行の素敵な思い出もしっかりスマホやカメラに残せますね。

モバイルバッテリーを海外で充電する時はACアダプターで電圧対応しているか確認してくださいね。

ロシアのコンセントに関するQ&A

ここでは、ロシアのコンセントに関するQ&Aに答えていきます。

ロシアで充電する際に持っていくべきアイテムはありますか?

ロシアで充電する際に持っていくアイテムについて以下のものがあります。

必要なアイテム

  • USB充電ケーブル(マルチUSBケーブル)
  • ACアダプター
  • 変換プラグ(AタイプからCタイプ)

充電するためのACアダプターとケーブルが必要になります。またプラグの形状を変えるには変換プラグも必要です。

変換プラグにはUSBポート付きもあるので、こちらがあればケーブルの種類によってACアダプターがなくても充電可能かもしれません。

あると便利なアイテム

  • モバイルバッテリー
  • 急速充電器
  • 電源タップ

モバイルバッテリーがあればどこでも充電可能です。
また、急速充電可能なタイプの充電器があると、短時間で充電ができて便利です。

電源タップ、いわゆる延長コードがあるといくつかの電子機器をまとめて充電できます。その際は、プラグの形状と電圧が海外対応になっているか確認してください。

USBポート付きの電源タップもあるのでそちらもいいですね。

スマホやカメラ、パソコンの充電であれば変圧器は不要です。

Cタイプの変換プラグだけあればロシアでの充電は可能ですか?


電圧に対応している電化製品であれば、Cタイプの変換プラグだけあれば充電は可能です。

上記で説明したようにロシアの電圧は220Vです。持っていく電化製品の充電コードのタグや電源アダプターの裏側などを確認しましょう。

INPUTが100〜240Vと書いてあれば、電圧は問題なく使えます。

電圧に対応していない場合は、使用すると火花が散ったり電化製品が壊れてしまう可能性があります。変圧器が必要なので準備するようにしましょう。

まとめ:ロシア旅行で充電したい場合は事前にプラグや電圧をチェックして用意をしておこう


今回は、ロシアのコンセント事情について説明しました。

みなさん日本を出国する前にCタイプの変換プラグを用意しましょう。

また、持参する電化製品の電圧を確認して必要ならば忘れずに変圧器も準備してください。

特にドライヤーなどは要注意です。持って行かずにホテルで借りるということも考えてみましょう。

日常とは違う特別な海外での時間です。思い出の写真やビデオをたくさん撮って素敵な時間を過ごしてくださいね。

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